スタッフ日記 279 天野
見学レポート 巨大地震を再現「E-ディフェンス」で学ぶ防災の最前線
はじめに:三木市で世界最大の実験施設へ
先日、取引先のサブコンさんの研修として、兵庫県三木市にある**「防災科学技術研究所 E-ディフェンス」**へ見学に行ってきました!
ここは、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、建物が地震でどう壊れるかを徹底的に研究するために、2005年から本格的に動き出した施設です。

E-ディフェンスって、どんなところ?
一言で言えば、「実物大の建物を本物の地震と同じように揺らして、破壊する」世界最大級の実験施設です。
⚡️ 震動台がすごい!
o メインとなる震動台は、縦20m、横15mという巨大サイズ。なんと、縦・横・上下の3方向に揺れを自在に再現できます。
o あの東日本大震災クラス(マグニチュード7級)の激しい揺れも再現できるというから驚きです!
🏗 実験のスケールがすごい!
o 実験では、実際に鉄筋コンクリート造の10階建て(高さ約27m)のような、私たちが普段目にする実物大の建物を建てて揺らします。
o 「一体、何のために?」それは、より安全で壊れにくい建物を設計するための建物の「壊れ方(破壊メカニズム)」を詳細に調べるためなんです。
見学レポート:圧倒的なスケールと技術力
施設に到着してまず思ったのは、まさに「デカい!」の一言でした。実物大の建物を丸ごと収容して揺らすのですから、その建物自体が規格外の大きさで、圧倒されました。(残念ながら中の撮影は禁止でしたが、見応え満点の貴重な体験でした!)
この巨大な震動台を3方向にどうやって動かしているのか疑問でしたが、その秘密は油圧にあるようです。模型で見ましたが、駆動に使われるエンジンやアキュムレーターといった機器も、すべてがとてつもなく大きく、日本の高い技術力を感じました。
また、実験の迫力ある映像を見せてもらいました。
耐震補強をした建物と、そうでない建物が同じ揺れに襲われたとき、倒壊や損傷の差は歴然でした。建物を守るための技術の重要性を、改めて肌で感じることができました。
終わりに 今回のE-ディフェンス見学は、私たちが将来的に備えるべき南海トラフ地震などの巨大災害に対し、「防災・減災」の視点から建築や技術のあり方を考える、非常に貴重で良い機会となりました。