BLOG

スタッフ日記 34 天野

中国の深センへ行ってきました。

深センは香港の北に位置し、中国の経済特区(外国の資本や技術の導入が認められている特別地域)として行政的に特別な場所です。IT企業が多く、近年猛スピードで発展し成長してる都市で、人工1253万、平均年齢が30歳ととても若い人が多い街です。確かに、街では老人はほとんど見かけませんでした。

香港から中国に入ったのですが、一度香港を出国して中国入国する手続きが必要となります。イギリスから返還された香港は中国と思っていましたけど、一国二制度で通貨も違いました。中国人がビザなしで香港へ入国できるのは週に1回だけの許可だそうです。

はじめに訪れたのは、F&Mデータセンター。ここは日本のデータの入力業務をしてます。主に個人事業主の領収書を入力しているのですが、1枚につき3秒ととても速いです。キーボードの打ち込む音がオフィスに響いてました。

 次に訪れたのは顔認証技術を持つintellifusionという企業。顔認証で鍵を開けるのは当たり前なのですが、カメラと連携し防犯システムを開発してました。街中にある防犯カメラと顔認証技術により誰がどこに居るかすぐわかり、どのように移動した形跡もわかります。これにはびっくりでした。もう映画の世界です。この防犯システムのおかげて深センでのネット犯罪を除く物理的犯罪の検挙率は100%だそうです。日本には導入されたのか質問してみると、プライバシーの問題でまだ導入には至ってないそうですが近い内に導入されそうなシステムでした。

 バスで移動しHolo KOOK という会社を訪問しました。プロジェクターのスクリーンを開発していいる会社で、ごく普通のプロジェクターでも鮮明に映し出される映像に驚きでした。現在は4Kが投影可能で将来的には24Kも視野に入れてそうです。明るい場所でも投影でき、裏からも見える。屋外の広い場所での投影に向いてます。

最近、何かと話題のハーウェイの本社と研究施設にも行きました。規模の大きさに驚きです。創立32年で中国一の企業になったスピードは凄いです。アメリカから叩かれてますが、跳ね返しさらなる飛躍を期待してます。

テンセントの新社屋も外から見学しました。高さ248m50階建ての超巨大びるです。深センは高層ビルが多くありとても近代的に感じます。

電気自動車のショールムにも行きました。BYDという会社の車で元々はバッテリーの製造から電気自動車へ事業を拡大したそうです。

ブレンボブレーキが装備されているハイブリットカーが日本円で450万で売られてます。質感も良く驚きの安さでした。

今回の見学は深センの規模や熱気、スピード感が体感できました。やはり現地で体感することが一番の刺激になります。

ご飯も毎回美味しく頂き、案内してくれたF&Mデータセンターの方々に感謝いたします。

関連記事一覧