スタッフ日記70 天野
コロナウィルスの感染拡大により、大阪府にも緊急事態宣言が発令されました。
市内の人通りも少なくなっています。
各企業はテレワークや分散出勤など工夫を凝らしていますが、当社では受注している物件現場は稼働しており、社員達は現場で業務を遂行しています。
3つの密・密閉空間・密集場所・密接場面が重ならない工事現場では感染のリスクが少ないとの判断で工事が進められているのだと考えられますが、朝礼や打ち合わせなどは人が集まり、密集るすので対策が必要だと思います。朝礼の簡素化、WEBを使った打ち合わせはまだまだ普及してません。
4月13日現在、西松建設が工事現場の作業停止を発表しました。この先は各ゼネコンがどのような動きを取るかで我々の下請け業者の動きが変わってくると思いますが今の所、大手ゼネコンはそのまま稼働するみたいです。
コロナショックですっかり忘れられているのが働き方改革関連法。2020年4月(今月!)より適用されており、中小企業は残業時間の上限規制、年次有給休暇の5日以上の取得が関連してきます。売上が下降している時期にこの法令は厳しいものがありますが、達成しなければ罰金が大きいので達成しなければなりません。
建築業者は日給月給制が多く、月給制の会社は少ないといわれてます。弊社の働き方改革への取り組みとしまししては、去年より日給月給制から月給制へ以降し有給の付与を始めました。(以前は病欠などに付与していた)
同時に労働時間の管理を現場日報の紙ベースからクラウドによるスマートフォンでの勤怠打刻を実施しております。(チームスピリット)
勤務時間の可視化ができ、給料の計算もだいぶん楽になりました。前に紹介したSalesforceにある現場管理に紐付いており、現場の人工も毎日更新されるのですぐに把握できます。残業や有給の申請もこちらでで行っており、なるべく紙ベースを排除してデータで残す取り組みをしています。社員達の協力もあり勤怠打刻は定着しました。
ICT化ができるものはICT化を進め、ICT化が難しい業務は新しいサービスや技術を使って効率化を目指してます。