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スタッフ日記 217 天野

弊社DX化の取り組み

今回は、弊社のデジタルトランスフォーメーション(DX)化の取り組みについてご紹介します。建築業界におけるDXは、業務効率化と競争力の向上を図る上で非常に重要です。私たちの会社では、最先端の技術を導入し業務に取り入れています。
2018年より導入し現在で運用は6年目。建設業界で早くからDX化を目指してきました。

DX化とは?

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務プロセスを抜本的に変革することを指します。具体的には、クラウドサービスやAI、IoTなどの技術を導入し、業務の自動化や効率化を図ることが含まれます。DX化によって、企業は迅速かつ柔軟に市場の変化に対応できるようになり、持続的な成長が可能になります。

DX化のシステム運用

まず、DX化のシステム運用についてお話ししましょう。変革を実現するためには、最新のシステムを活用することが不可欠です。弊社では、SalesforceとTeamSpiritを利用して、出勤管理や現場プロジェクト管理を効率化しています。

Salesforce(セールスフォース)とは?
Salesforceは、クラウドベースの顧客関係管理(CRM)システムです。顧客情報を一元管理し、営業活動やマーケティング、カスタマーサポートを効率化するためのツールです。Salesforceはとても自由度が高く弊社では顧客管理だけではなく、主に現場管理用にカスタマイズして使用しています。

TeamSpirit(チームスピリット)とは?
TeamSpiritは、勤怠管理や工数管理、経費精算などを一元管理するクラウドサービスです。社員の出勤状況やプロジェクトごとの作業時間をリアルタイムで把握できます。TeamSpiritを活用することで、労務管理の手間が省け、業務の透明性が向上します。
基幹システムのSalesforceにTeamSpiritをアプリとして統合しています。こちらは労務管理用のシステムです。

システム導入の結果

クラウドサービスの導入により、ネット環境さえあればどこからでも最新の情報にアクセスし、共有できるようになりました。また、チャットツールを活用することで、会社と現場の連絡が迅速かつスムーズに行えるようになり、社内連絡の効率も大幅に向上しました。

2024年には働き方改革が建設業にも進み、勤怠労務管理の重要性が増しました。弊社では6年前から勤怠システムを導入していたため、スムーズに新しい制度に対応できました。また、経理業務においても、給料計算などの作業が大幅に簡略化され、効率が格段に向上したとの報告を受けています。

DX化の取り組みと今後の展望

DX化は、一度に全てを変えるものではなく、継続的な取り組みが求められます。システム導入の当初は、思うように進まず、不明な点が多く、試行錯誤の連続でした。しかし、これらの経験を通じて多くの学びを得ることができました。

これからもDX化を推進し、より良い職場環境を作り出すことを目標に、社員一人ひとりが成長できる環境を目指して変革を続けていきます。最新の技術を取り入れ、業務の効率化と働きやすさの向上に努めていくことで、会社全体の競争力を高めていきたいと思います。

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