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働き方改革へ向けての取り組み

 個人的な見解ですが、働き方改革において建築業界は遅れをとっていると感じています。短工期の現場や重層下請けの請負形態、人手不足に加え一人親方などの請負業務が多い事が理由と考えられます。また、マンパワーが必要な業種でもあり、人手不足の現状においては魅力ある業界にしなければなりません。現代における魅力のある業種とは? マイナビの大学生就職意識調査によると、収入よりも楽しく働き、個人の生活と仕事を両立したいと考える人が半数以上を占めています。

※2018年卒マイナビ大学生就職意識調査

 小学生の頃から土日と祝日が休みだった彼らにとっては当然の事だと思います。しかし、毎日進んでいく工事現場では学校のような休日は難しいです。労務や人材確保という点においは新規採用でも中途採用でも明朗な勤務体系を構築しなければなりません。当社もまずは勤怠管理からしっかりしようと考え、クラウドによる勤怠管理を導入しました。

 昨年にSalesforceを導入しましたので、Salesforceに紐づけできるTeamSpiritを選びました。社員の仕事場は現場作業が多いのでタイムカードによる勤怠管理は難しく、クラウド型の勤怠管理システムを導入しました。導入して3ヶ月になりますが、社員全員に定着できたと感じています。(ベトナム人実習生の方が早く定着したのは以外でした。)

このようにスマートフォンからとPCから出退勤を打刻ができます。

勤務打刻画面
出勤表

勤務表やサマリーもすぐに確認でき、残業時間や休日の労働はすぐにわかります。

サマリー

 イメージがあまり良くなり建築業界ですが、ITを使い会社の情報共有化と透明化を推し進め、生産性の向上を目指して、働き方改革を実現する事が今後の目標でもあります。

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